AURO Nr.128
ツーインワンオイルワックス

天然成分だけで造られたクラッシックベースワックス(自然塗料)。溶剤不使用のため安全で保護成分の濃度が高く1度塗りで塗装が完了できる。弊社で人気No.1のベースワックス。材料費の目安:約520円/m2(1回塗り施工)

サイズ 施工面積 価格
0.75L 約24.7m2 ¥14,036
2.5L 約82.5m2 ¥43,252
乾燥時間 指触乾燥:10時間 完全硬化:4週間
※全て1度塗りのデータ。
※あくまでも参考目安としてご利用ください。

安全データ情報

【 全成分 】
  • アマニ油
  • ヒマシ油
  • 乾燥剤(コバルト不使用)
  • カルナバ蝋
  • 蜜蝋
【 成分構成グラフ 】
  • 天然原料1天然原料1
  • 天然原料2天然原料2
  • 鉱物原料鉱物原料
  • 合成原料合成原料

AURO 129 成分構成比率

【木製食器への安全性(食品分析センター検査)】

※クリックで拡大して表示できます

【ドイツ工業規格で認証された安全性】
  • DIN EN71.Part3 玩具に使用する安全性が認められている。
  • DIN 53160 唾液、汗に対する耐液性が認められている。

商品特徴

自然塗料 AURO(アウロ) No.128の特長 トロっとした液体のベースワックス
「無垢の床」を汚れから守る
AURO(アウロ)社のNr.128は天然成分だけで造られた正真正銘の天然ワックス(自然塗料)です。ハケやローラー、コテバケ等を使って塗ることが可能です。塗装から乾燥にかけて亜麻仁油特有の香りがしますが徐々に無臭となります。乾燥時間が長さが気になるところですが、それは「自然塗料の証」。何十年も過ごす空間、僅かな乾燥時間の差で健康を犠牲にするような製品を選ばないようにしてください。
自然塗料 AURO(アウロ) No.128の特長 石油は不使用
赤ちゃんが床を舐めても安心
玩具に使用しても安全とする【DIN EN 71,Part3】および、唾液や汗に有害物質が溶け出さない耐液性を証明する【DIN 53160】が認められています。子供やペットが床を舐めても問題ありません。原料となる植物は契約農家にてオーガニック生産されているため農薬等の二次的影響もありません。(※DIN=ドイツ工業規格)
自然塗料 AURO(アウロ) No.128の特長 他のワックスとの違いと
失敗しないコツ
何と言ってもNr.128の最大の特徴は「1度塗り施工」です。溶剤を含んでおらず揮発する成分が殆どないため、木材保護成分が1回塗りでしっかり木材内部に浸透・定着します。ワックスは木材繊維に浸透して効果を発揮しますので木材表面に液体を残す必要はありません。塗布後はしっかり拭きあげることがコツです。

Nr.128の仕上がり

木目を生かした美しい仕上がり

メンテナンス

  • *AURO Nr.128塗布後はAURO Nr.431(フロアー用ワックス) またはAURO Nr.680(ワックスシート)を用い、定期的(月/2回程度)に床を拭き掃除してください。
    この掃除を行っていただければ、5年間はNr.128を再び塗布する必要はありません。
  • *常時水の影響を受けるところ(キッチン、脱衣所、洗面所など)には、
    AURO Nr.128施工後、 AURO Nr.171(ハードワックス) を上塗りしますと撥水性を格段に高めることができます。
  • *過去に塗装やコーティングが施されているものに対してAURO Nr.128を塗布する場合は、
    過去の塗装成分やホコリ・汚れ・油分等をできるだけ除去し、テスト塗りを行ってから作業を行ってください。

メンテナンスはとっても簡単!普段のお掃除にワックスシートにを使うだけです。

塗り方解説

「床が汚れる」仕組み

木材を顕微鏡で見るとスポンジのような繊維構造になっています。
そのため木材に液体が付着するとすぐに木材繊維に吸収され、結果的に液染み汚れになります。

木材繊維の拡大図 無垢材こそ適切なワックスケアが必要なんです!


「ワックス掛けの下地準備」

事前に床をきれいな状態にします。木材繊維が毛羽立ちザラザラした個所がある場合はサンドペーパーで平滑にしましょう。
染みや汚れを放置したままワックス掛けを行いますとそれらを固着させる原因になりますので
AURO No.421 パワークリーナー等を使って汚れを落としてください。

すでに天然ワックスが塗られている場合はパワークリーナー(AURO No.421)で除去すれば塗装可能です。 ウレタン塗装や合板加工の床材には塗装できません。


「マスキングをしよう」

マスキングとはワックスが必要な部分と不要な部分の境目にテープやビニールを貼り、
不要な部分にワックスが付着しないようにする作業のことです。
手間の掛かる作業ですが根気よく丁寧やっておけばワックス掛けを快適に進めることができ失敗も防げます。

便利アイテム布マスカー」 布テープとシートが一体になっているので簡単にマスキングできます。


「ワックス掛け」

ワックス掛けの目的は、吸水性の高いスポンジ状の木材繊維に予めワックスやオイルをじゅうぶん浸透させることにより、
他の液体が入りこむ余地をなくしてしまう作業のことです。
ですからしっかりたっぷりワックスを木材に浸透させることが重要です。

ワックス掛けに使うツールはハケやローラー、コテバケなどが代表的ですが、
先にお伝えした目的を達成できれば何を使ってもOKです。

塗装ツールは何を使ってもOK!1回目は、たっぷり塗ります。

また、ワックスは木材に浸透することで木材の一部となり汚れを寄せ付けない構造を形成します。
せっかくの天然木ですから天然成分のワックスで保護をしましょう。
AURO社のワックスは安心安全の天然成分だけでできています。

とにかく表面に残ったワックスをのがコツ!エリアを区切って作業する場合、塗り+拭き取りが1セットです。


「ワックスの拭き取り作業と乾燥」

ワックスを床にたっぷり塗布し、5~10分が経過したら、ワックスの拭き取り作業を行ってください。
拭き取りをしないまま放置しますと床上に残った液体状のワックスが水あめ状になり乾燥時間が極端に長くなります。

ワックスはすべて木材に浸透し効果を発揮しますので床表面の液体は余すことなく全てきれいに拭き取ってください。

表面のワックスは不要なので十分拭き取ってください。 拭き取りが不十分だとベタベタになります。

とにかく表面に残ったワックスをのがコツ!エリアを区切って作業する場合、塗り+拭き取りが1セットです。

注意事項

  • *本製品は内装専用です。
  • *本製品は塗装やコーティングが一切施されていない木材表面に塗布するタイプのベースワックスです。(既に塗装やコーティングが施されているフローリングのメンテナンスにはAURO Nr.431またはAURO Nr.680をご利用ください。)
  • *必ず目立たない個所で試し塗りを行い、異常のないことを確認してから作業を開始してください。
  • *作業の際は作業着、耐油性保護手袋、エプロン等を着用しワックス(液体)が皮膚に触れないようにしてください。
  • *過去に塗装やコーティングが施されている場合は全て除去してから作業を行いましょう。
  • *塗装前、塗装面がスムースでない場合はサンドペーパー(#120~#180)で整えてください。また、土や砂、ホコリ、樹脂、油汚れ等をきれいに取り除き、乾燥した状態にしましょう。
  • *床用接着剤を使用する場合は接着面に本製品を付着させないでください。接着能力が著しく低下します。
  • *作業は気温10℃以上のところで実施してください。(10℃以下では製品の粘土が上がります)
    温度の低い季節は事前に2日程度、暖かい部屋に移すなど工夫してください。
  • *よく撹拌してからお使いください。また、使用中も随時混ぜてください。
  • *原則的に原液でご使用下さい。やむをえず希釈する場合は必ずAURO Nr.191をお使いください。
  • *酸素と結合することにより乾燥(硬化)します。全ての工程で強制的に換気を行い、蒸気(溶剤臭)を長時間吸わないようにしてください。塗装から乾燥にかけては直射日光や水分、汚れ、埃等に晒さないでください。
  • *木材にしっかりワックスを浸透させながら塗布し塗布後5~10分が経過したところから順次ワックスをきれいに拭き取ってください。 過剰に付着したワックスは放置すると水飴状になり乾燥時間の極端な遅延につながる恐れがあります。角や端、目地に入りこんだワックスも残さず拭き取りましょう。
  • *やむをえず液体を処分する場合は、乾燥させた後、可燃ごみとして廃棄してください。※余った製品を送っていただければ弊社で処分することも可能です。お問い合わせください。
  • *空容器を廃棄する場合は内容物を完全に除去した後で処分してください。
  • *保管は確実に密栓し子供や認知症の方などの手の届かない冷暗所にて。(作業中も要注意)
  • *ワックスが付着した塗装用具(刷毛、ローラー、布、新聞紙、ゴミ等)は自然発火の危険性があるため放置せず、不燃容器に入れ蓋をして保管してください。 廃棄する場合は塗装用具を水に浸してから家庭用ごみ(可燃物)として 早めに廃棄してください。 (参考資料:八尾市公式ホームページ記事)

着色も可能

無色透明のAURO 128にAURO 150を混ぜる(最大10%まで)ことで着色することができます。着色をしても撥水力など高い保護性能は維持されます。
さらに着色することで耐UV(日焼け防止)効果を添加することができます。
AURO(アウロ) 150には6色あり、混ぜる量を調節していけば薄い色合いから濃いものまで楽しむことができます。5%、10%のパターンを色見本として実際に塗り、表示しています。
(例)10%の色合いを作りたい場合:AURO 128 2.5L + AURO 150 0.25L
⇒ AURO 150の商品説明はこちらから

AURO Nr.150 カラーラインナップ 含有率(5%、10%)

AUROワックスの詳細と性能比較

※※ 性能表は横へスクロール可能 ※※

AURO
床ワックス
ベースワックス 強化ワックス 清掃用ワックス
No.128 No.129 No.690 No.125 No.171 No.431 No.680 No.430J
AURO
床ワックス
No.128 No.129 No.690 No.125 No.171 No.431 No.680 No.430J
塗り回数 1 2 1 1 1 毎日利用可(最低月2回) 毎日利用可(最低月2回) 毎日利用可(最低月2回)
乾燥時間 24時間 24時間 6時間 24時間 6時間 5分程度 5分程度 5分程度
用途 床、階段、腰板、柱、家具等木材全般 床、階段、腰板、柱、家具等木材全般 床、階段、腰板、柱、家具等木材全般 食器 箸 テーブル天板等 撥水性が必要な木部表面 木材全般 木材全般 木材全般
塗装後の
色の変化
濡れ色 濡れ色 大きく変化なし 濡れ色 濡れ色 大きく変化なし 大きく変化なし 大きく変化なし
天然原料
(石油を含有せず)
未処理の木材
(白木無垢材)に対して
△ ※1 △ ※1 △ ※1
複合フローリングに
対して
× × × × ×
突板・単板・OSBに
対して
×
塗装されている基材に
対して
× × × ×
液体の性質 油性(溶剤不使用) 油性 水性(エマルション) 油性(溶剤不使用) 油性(溶剤不使用) 水性(エマルション) 水性(エマルション) 水性(エマルション)
液体の状態
(粘度)
とろみのある液体 水に近い液体 クリーム状 クリーム状 半固形 水に近い液体 シートに含侵 シートに含侵
作業性
(塗り易さ)
撥水効果
調湿性能
(木の呼吸を妨げない)
浸透 or
塗膜形成タイプ
浸透タイプ 浸透タイプ 浸透タイプ 浸透タイプ 浸透タイプ 浸透タイプ 浸透タイプ 浸透タイプ
Nr.150による
着色
○(10%まで) ◎(20%まで) × ○(10%まで) × × × ×
施工後の
メンテナンス商品
431 or 680 or 430J 431 or 680 or 430J 431 or 680 or 430J 431 or 680 or 430J 171 - - -
施工後の
ツヤ
△ ※2 △ ※2 △ ※2 △ ※2 △ ※2 △ ※2 △ ※2 △ ※2
1L当たりの
塗布面積
約33m2 (1度塗り) 約13m2 (2度塗り) 約10m2 (1度塗り) 約25m2 (1度塗り) 約100m2 (1度塗り) - 20m2 / 1枚 10m2 / 1枚
材料費の目安
(5L使用時)
約370円/m2 約710円/m2 約610円/m2 約820円/m2 約110円/m2 - 約4円/m2 約5円/m2
標準使用期限
(購入日から)
2年 2年 2年 2年 2年 2年 1年 1年
撥水性の向上に
使用できる製品
Nr.171 Nr.171 Nr.171 Nr.171 - - - -
塗料分類 自然塗料 自然塗料 自然塗料 自然塗料 自然塗料 - - -
AURO 床ワックス No.128 No.129 No.690 No.125 No.171 No.431 No.680 No.430J

※1 AURO431と680と430Jは、「無塗装」の木材をじゅうぶんに保護するだけのワックス効果は得られません。無塗装の木材をワックスで保護したい場合は、別売のAURO Nr.125 or 128or 129 or 690を最初に必ずご使用ください。

※2 AURO社のワックス類は全てツヤを出すための成分を含んでおりません。自然なツヤは出ますが、テカテカした人工的なツヤは出ません。

テクニカルデータ

  • *比重 → 約0.93g/cm3
  • *粘土 → 19秒 (ISO6mm 温度20℃)
  • *外観 → 微かに琥珀色をした透明の液体
  • *液体性質 → 溶剤不使用/油性
  • *品質保持期限 → 未開封にて購入から2年間
  • *保管 → 確実に密閉し、子供の手の届かない、凍結しない冷暗所にて
  • *標準塗装回数 → 1回塗りで施工完了
  •  
  • *乾燥時間の目安(約23℃ 相対湿度50%)
    指触乾燥 10時間
    完全硬化 4週間
    重ね塗り間隔 24時間
    ※塗り方、温度・湿度等の環境条件により変動有。
    ※乾燥には酸素が必要です。

よくある質問

Q.特に注意することはありますか?
A.拭き取り作業は拭き取り不足のないよう、忘れずにしっかり行ってください。また、本製品は自然発火の危険性がございます。燃えやすい物(拭き取りに使用した紙や塗装用具など)は必ず水に浸してから可燃物として破棄してください。

製品ラインナップ

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